建設会報いずもNo.137
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内藤建設工業 株式会社代表取締役社長内藤 祐馬株式会社 フクダ代表取締役副社長福田 佳典隆盛には、努力と忍耐を〜 光る先へ どうする辰年 〜7建設会報いずも 新年あけましておめでとうございます。 この12年間を振り返ってみると政治の重大局面や豪雨災害、コロナウイルス感染症、戦争など様々な重大ニュースが起こりました。 現在は、コロナウイルス感染症による行動制限の解除により社会経済活動の正常化が進み全体としては景気持ち直しの動きが見られました。建設業界としては官公庁の受注が減少した一方、民間工事の受注が増加しました。しかしながら地方では急速な円安及び資材価格の高騰・中小企業のコロナ融資返済による倒産など、景気の先行き不透明や倒産による人手不足については依然として乗り越えていかなければならない課題であります。 辰年は「権力」「隆盛」の年、それを得るためには努力と忍耐が必要であると言われています。今年一年の「目標」「課題」を定めしっかりと努力と忍耐を積み重ねることで達成・解決し、実りある一年にして行きたいと思います。 本年もよろしくお願い致します。 令和6年の年頭にあたり、謹んで新春のご祝詞を申し上げます。 本年で3度目の年男を迎えます。就職が遅かった私は、前の年男のときはまだ学生。社会人デビューも出雲へのUターンも、この 12 年間のことであり諸先輩方を前に生意気ながら月日の流れを感慨深く感じています。 さて、今年の干支は「甲辰・きのえたつ」。「甲」は、植物が殻の中で発芽する前の状態を表し、「辰」は生き物が成長して変貌を遂げる様を表すようで、『成功に繋がる努力が種子の内側で育つ年』の意味があるそうです。 確かに2024 年問題が迫ることを筆頭に、破滅を感じる話題が世の中に溢れていると思えてきます。しかし、来るのが分かっていれば受け止めたり避けたりできます。殻を破る工夫や努力をせずに殻の中で種子を殺すも、殻を破って芽を出し更に成長するかは自分次第です。 目的意識・成長意欲を持ち、芽を出し立派な実をつける行動をとることを誓い、年男の抱負とさせていただきます。年男の抱負

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