建設会報いずもNo.137
21/24

No.137 2024 新春号島根県立出雲農林高等学校環境科学科2年石飛 敦成インターンシップの感想18 この四日間のインターンシップでたくさんのことを学びました。初めは不安、緊張が込み上がってきましたが、今岡工業さんの現場はコミュニケーションを欠かさず私たちにも優しく接してくださってとても居心地もよく、作業もやりやすい良い雰囲気でした。特に印象に残っているのが三次元測量です。三次元測量は学校でやっていた測量と違っていました。学校では複数人で実習をしているときが多かったですが、インターンシップで学んだ三次元測量は一人で簡単に作業を進めることができました。実習を積み重ねていくうちに、もっと効率よく作業ができて、作業時間を短縮することができないかと考えるようになりました。そこで考えたのが一人でやっていた作業を二人がかりでやることです。それを実行に移したことで、作業がスムーズに進み効率が良くなり、作業時間も短縮することができました。そして、その測量結果を基に丁張りなどの作業をするときも素早く作業が進み楽に測量の実習を行うことができました。この三次元測量の実習を通して学んだことは、測量は大切な作業の一部であり、施工をするための基礎になることをしれてよかったです。それに加え、現代の最新測量技術を学べたことに感謝しかありません。 他にもたくさんの実習を行いました。高速道路の施工現場ではドローンを扱いました。ドローンを見たとき、初めは、このドローンを使って施工状況を見るのだと思っていました。確かに施工状況も見ましたが、そのドローンを使って測量をすることができるそうです。私は実際にはドローンを使って測量はしていませんが、測量をするところを見せていただきました。まず測点を決め、その通りにドローンが動き測量をしていました。現代の測量はドローンで測量ができると知れてよかったです。 私が思ったことは現場の作業ももちろん大切ですが、現場の雰囲気も大切だと思います。その場に馴染めなかったら孤立してその場に居づらくなると思うからです。まず大事なのは現場の雰囲気作りが大切だと思います。実際に現場見学、体験をしたときに馴染みやすい雰囲気だったから楽しく集中して作業に取りかかれていたしコミュニケーションも欠かさずすることができました。このように、現場の雰囲気を作り出すことで、工事の進み具合も影響してくると思うので雰囲気作りから現場は始まると思います。 このインターンシップを通して施工の楽しさややりがいを頭と体で知ることができました。測量や施工をすることは正直する気にはなれませんでしたが、実際にやることでやりがいや楽しさ、さらに、工事作業をすることで社会や地域に貢献している感じがしてとても達成感があって良かったです。インターンシップに行く前は、工事現場は大変でつらいところだと思っていましたが、自分が工事現場で作業したことによって工事現場の印象が変わったと同時に、工事現場で働いて社会や地域に貢献していきたいと思うようになりました。インターンシップ体験インターンシップ体験インターンシップ体インターンシップ体インターンシップ体験験験

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る