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建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会の総会を開催しました。
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平成26年6月4日 |
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建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会では、6月4日(水)午後1時30分から出雲建設会館の2階大会議室において、平成26年度通常総会を開催しました。
最初に中筋分会長が挨拶を行い、「本日は、公務ご多用の中、八木出雲労働基準監督署長様には、当出雲分会の総会にご出席いただき誠にありがとうございます。また、日頃は、当出雲分会の安全管理等様々なご指導を賜り厚くお礼申し上げます。さて、当出雲分会は、安全担当の荒木副分会長を筆頭に、『安全は出雲から』を合言葉に、安全パトロールの実施や研修会等を開催し、会員の安全意識の高揚を図ってきております。出雲労働基準監督署管内における労働災害は、全体では昨年に比べ2名増の246人となっており、建設業では1名減の41名という状況であります。被災の4割は相変わらず墜落・転落が占めており、特に50歳以上の高齢者の災害が多くなっております。心も体も健康であり、災害の起きない職場環境づくりをめざし、そして他の模範となるよう、引き続き安全第一で会員指導を徹底していく所存であります。」と、決意を述べました。
続いて、八木出雲労働基準監督署長から祝辞を賜りました。「本日は、建災防出雲分会の総会が盛会裏に開催され、心より敬意を表します。また、皆様方には日頃より安全活動の推進にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。さて、我々が目指している大きな仕事の一つは、災害の撲滅、即ちゼロにすることであります。この4月に当出雲監督署に着任した際、前任者から、死亡災害ゼロを目指すよう引き継いだところですが、わずか2か月でこの目標が潰えました。私も、労働安全行政に30年ばかり携わってきましたが、この間何十、何百の災害に出くわしております。これらの経験から感じた共通事項は、決められた基本ルールが守られていないことであります。私も若いころ、仲間とお酒を飲んだ後、信号が赤であるにもかかわらず、車が来ていないことを確認し、赤信号の横断歩道を渡ったことがありました。そのとき、近くにいた子供から、『あっ、赤なのに、信号を無視して渡った。』と指摘されたことがあり、その時の恥ずかしさや、情けない思いから、以後は自分自身が基本ルールを守ることを常としてきております。
本日、私からお願いしたいことは、基本的なルールを守るような当たり前の現場を作っていただきたい、ということです。全会員の皆様が、無事故・無災害で表彰を受けられることをご祈念し、ご挨拶といたします。」と、出雲署管内の状況説明と協力要請がありました。
この後、表彰式に移り、規程第3条による事業場1社、第4条の規定による個人賞1名の功績を讃えて表彰を行い、続いて第5条の規定による無災害記録賞77社の中から10、15、20、30年の連続無災害記録の計8社に中筋分会長から表彰状並びに楯が授与されました。
続いて総会に入り、規定により中筋分会長が議長として議事を進め、議第1号「平成25年度事業報告並びに決算承認の件」及び議第2号「平成26年度事業計画(案)並びに収支予算(案)承認の件」ともに満場一致で承認されました。最後に、中筋会長が、安全第1で、無事故、無災害を目指して分会員の安全指導を行うことを誓い、総会を終了しました。
なお、表彰規定による受賞者は下記のとおりです。 |
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1.第3条の規定による事業場賞 |
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会 社 名 |
事 業 場 名 |
ヒロシ 株式会社 |
教育施設課 出雲工業高等学校整備事業進入路等建設工事 |
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2.第4条の規定による個人賞 |
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氏 名 |
会 社 名 |
管 理 事 業 場 名 |
土 井 剛 |
(株)中筋組 |
新内藤川 国庫(広域河川)工事 浚渫工 |
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3.第5条の規定による無災害記録賞 |
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77事業所 |
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10年連続無災害表彰 |
1事業所 |
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15年連続無災害表彰 |
4事業所 |
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20年連続無災害表彰 |
2事業所 |
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30年連続無災害表彰 |
1事業所 |
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第3条の事業場賞(ヒロシ(株)) |
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第4条の個人賞(土井 剛さん:(株)中筋組) |
第5条の無災害記録賞(代表:(株)佐田建設) |
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30年連続無災害の(株)佐藤組 |
中筋分会長が議長を務め議事進行 |
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