建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会が主催する、役所合同安全パトロールを令和5年11月20日(金)に、監督機関である出雲労働基準監督署の西山労働基準監督官、発注機関である島根県出雲県土整備事務所の石田技術専門監にご参加いただき、主催者である出雲分会の栂野分会長他、総勢12名で実施しました。
当日は、土木工事の3現場を選定して、各々、書類審査と現場点検により、安全対策の実施状況等をチェックしました。
パトロール後は、場所を建設会館に移して、監督機関及び発注機関から講評をいただきました。
講評の内容は以下のとおりでした。
〇 全体的に安全対策がきちんとされていて良好だった。
これからも安全対策に取り組んでほしい。
〇 県内でR4、R5と2年連続死亡事故が発生(いずれも挟まれ事故)。
〇 10月末時点で県全体としての事故発生(架空線の切断、埋設管の破損が主)は、 微増傾向。
〇 出雲管内での労災(熱中症、虫刺され以外)は減少傾向にある。
〇 11月から出雲県土整備事務所独自のパトロールを実施している。
(下請けの多い監理技術者を対象とし、法改正についてもチェック)
〇 発注者、受注者協力のもと無事故への取り組みをしていくことが大切。
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